2012年2月29日水曜日

中古別荘の中は・・・

築40年の那須の中古別荘の中なんだが・・・。

まず、カビの臭いw
うぉおぁ・・予想以上に強烈。
別荘の中古物件は数々みたが、ここまでひどいのは初めてだ。

とにかく案内の不動産屋さんと、窓を開けまくるw

さて、
リビングの真ん中に囲炉裏がきられ、その中に何故か見たことのないタイプの薪ストーブがある。煙突が詰まっているかもしれないが、それだけなんとかすれば、たぶん使えるだろう。
家具の類は、もうなんというか埃とカビでw
板張りの壁もなんか、うっすらとカビと埃で、なんというか、白いいうか、茶色いというかw
床は埃だかカビだかでひどいのだが、どこかが沈むとか、ブカブカとかはない。

和室の壁紙は、ベロベロずるずるで、カビと埃で黒い。
雨漏りかと思う箇所があったが、雨どいに落ち葉がつもり、オーバーフローした水が侵入しており、落ち葉を除去したら、流れているので、これ以上は漏れないという。信じるには足ると思ったが、そのため、家中、全部カビw特に和室はひどい。
さて、気になっていたので、畳を上げる。湿気で痛んで、床が抜けないだろうかも心配だったのだが、あけてみると、モルタルボードなのか石膏ボードなのか、湿気がどうであろうと構造の強さにまったく影響のない材質が敷かれていた。おぉ、これなら、床ぐ抜ける心配はないぞ。

そういえば、大急ぎで窓をあけたのだが、歪んで開きにくいなんてことは、サッシ類では一切なかった。雨戸はかなり苦労したが、歪みではなく、ミゾのゴミ、ホコリが原因だろう。

キッチン。古びていてタイプも古いが、大きな2層式シンクを備え、当時からすれば、贅沢をしたのだろう。戸棚類はの木材の表面は、どろんどろんだけど。
キッチンの水はでる。湯沸しは無理なようだ。
コンロの類は、設置する場所があり換気扇も大きなものがついているが、コンロはない。

トイレは、水洗。これも水がちゃんと使えた。まあ、とてもそのまま使用する気にはなれないが。とにかく水洗のために浄化槽があって、配管されているのが、かなり嬉しい。

洗面所・脱衣所は、窓があって明るく広めだ。鏡も大きい。洗濯機を置く場所にも余裕がある。しかし、汚れ切っている。

トイレも洗面脱字所も壁紙はずるずる。カビでシミ。
床も、まあなんというか、ずるずるw

お風呂は、面積は広いものの、浴槽は古いタイプで深め。ユニットバスだな。
勿論、壁などもひどいことになっているが、これは、まあユニットだからみがけば大丈夫だろう。
蛇口が随分錆びている。どうやら当初のオーナーは、温泉をひいていたのだろう。

硫黄の温泉は、別荘の中にひいたら、ダメだと思うんだけどな。まあ好き好きだけど。

電気は20A。電気工事は、ちゃんとやってある印象。ひどい中古物件だと、電気火災にならなくてよかったね感がするのもあるのだが。

基礎、構造など、40年経過して、歪みをカンジさせるものが、何もないw
そうとうしっかり作っているぞ、これw

大掃除して、壁紙、畳を何とかするだけでも、とりあえず、布団があれば寝泊りできる。
トイレも磨けば使える。最初から水洗だ。
ボイラーを設置すれば、お風呂だって、すぐに入れるぞ。
照明器具を整備して、家具、電化製品なども、少々たせば、、十分、楽しんで使える。キャンプなどよりずっと快適だろう。
最初工事費用、材料費、家具、電化製品など100万あれば、整うだろう。あとは、オイオイ時間をかけて整備するのも楽しみのうちだ。

コストパフォーマンスは、かなり高いと思った。

あとは・・さぁ・・この中古別荘の売主さんとの価格交渉だ。
すでに土地代よりも安い値段で売りに出ているのだが、それでも、もう、すでに予算オーバーなのだw

さあってと。別荘購入も大詰めである。

中古別荘の建物の状態 外側


築40年とかw
平屋で陸屋根。平面の形状は長方形でシンプルだ。外から見る限り、まったく遊びのある建築じゃない。
大手住宅メーカーの軽量鉄骨で組んだ物件だ。しっかりはしている。

傾斜地なので、鉄骨で基礎から最大3メートルくらいもちあげて、その上に建築が乗せてある。湿気を防ぐためにも、有利なつくりだが、下にもぐりこむと、建物の底・・というか床の外装は湿気でボロッボロだ。さすが築40年。川のソバの物件である。床がぬけなきゃいいが、それは中に入ってから確認だ。

軽量鉄骨の構造材で露出している部分は、塗装もはげて、勿論サビだらけ。しかし、錆びているは表面だけの話で、強度に問題がでているようなレベルじゃない。コンクリートの基礎との接合部分も、特に痛みがひどいわけでもない。

外壁は、かつては白だったのだだろうw
 緑のコケが薄く覆い、また土や砂で汚れているが、壊れているようには見えない。
高圧洗浄をかければ、かなりキレイにできる・・か。あるいは、鉄骨の錆を落として、塗装する時に、この外壁塗りもあわせてやってもいいか。

南側にはワイドな掃き出し窓。ベランダは、シンプルに南側の窓のどこからも出入りできるように全面に設けられているが、鉄骨と組んで、床はモルタル。ウッドで遊んデッキやベランダではないので、無愛想だが、強度の不安を感じない。
これなら自分でウッドデッキをこの上に組めるし、てっとり早く、やるならウッドパネルだけでも居心地のいい空間が作れそうだ。
築40年ものだと、デッキやベランダは、まず使えないと思っていたが、これはいい。


見るからに粗末な煙突が出ている。薪ストーブ、囲炉裏があるという話だったからそれだろう。煙突もサビだらけである。これはたぶん、早いうちの交換が必要だろう。

浄化槽は、合併ではなく古いタイプががある。やった。水洗トイレも設置できるぞ。浄化槽を新規に別荘に・・とかいうと、補助金、助成金なしだと100万円だからな。
だが、浄化槽は、積年の落ち葉が土となってw埋もれている。たぶん・・このへんにあるはずw

死んだようなボイラーがあるwたぶん使えないだろう。湯沸しは新規で灯油タイプのものを・・と考えていたので、問題にはならないが、水の管が生きて使えればラッキーである。

ここまでの印象は、これなら、DIYで、修理でけっこういい具合にできそうだと思える。

問題の物件の土地

南に向かった緩やかな傾斜地。
川が近く、水音も聞こえる土地。
広さは200坪。

手入れもされず、雑草・・というか、竹、笹w
放置別荘地のお約束だw

掻き分けて地境を確認。
敷地の中には、小さな流れがある。

南に向かっての傾斜で、格安物件の中では、視界が開けているほうといえるだろう。
川湿気、敷地内の小さな流れなど、湿気がどの程度影響するかだけが不安材料だが、土地としては、悪くない。
むしろ、小さな流れをや傾斜などを利用すれば、楽しい庭が作れるだろう。

この別荘地の通常分譲価格は、現在でも一坪5万円以上。10万くらいの土地もあるだろう。
普通に買えば、土地だけで1000万とか2000万なんだが・・・・。

古屋があるので、かえって売り出し価格が落ちている。
560万で、売りに出ているが・・。
問題は、残された建築である。修理、DIYで何とかなるレベルなんだろうか。

2012年2月28日火曜日

今度は別の不動産屋で

今度は別の那須の不動産屋で280万の別荘の広告をみつけw
コリもせずに案内してもらう。

300万前後の物件を5つくらい見た。

内装や外装は、どうでもいい。直せばいいので。
設備も問題にならない。気に入るものを買い足せばいい
しかし、基礎と構造だけは譲れない。
あとは、ライフライン、電気、水。そして意外にポイントになるのが浄化槽だ。
ガスは、プロパンになんかしたらランニングがたいへんなので、考えていなかった。
調理はIHで、湯沸しは灯油のつもりだ。

そういう目で見て、大丈夫・・と思える物件は、300万前後ではなかった。

俺が相当のところまでDIYでやりそうだ・・と見込んだ不動産屋が提案してきたのは、築40年ながら軽量鉄骨で構造が組まれた1LDKの物件だった。予算はかなりオーバーだが、見た目はボロボロだけど、直すのであれば、これはまだまだしっかりしている・・手をいれたらかなりよくなるだろうという。

土地200坪で、道は東だが、南に向かった傾斜地。
図面で見るとかなりニーズにあいそうだ。
とにかく、見にいくことにした。


2012年2月22日水曜日

しばらく大人しく

目をつけていたログハウスが売れてしまって、暫くは大人しくしていた。まあ、なかなか忙しかったのもあって。
そんな中、また、別の格安物件、280マンを見つけししまった。

どうも、この280万というのは、お約束の値段のようである。なんか、これなら、自動車並で、買えちゃうかも・・という設定である。

見事に、釣られているのだが、いや、おれ釣られたいんだよw

2012年2月19日日曜日

ログハウスは売れてしまった

こんな時代だし、そう簡単に売れないだろう。
売主は、来年の春まで売れないなら、俺が思っている金額まで下げてもいい・・と考えはじめていた。


が・・。

売れてしまったよ、ログハウスw

まあ、こういうものは、ある種、縁のものだからなぁ・・。
次を考えよう。

2012年2月17日金曜日

要するに客寄せなのか

要するに。280万なんてのは、客寄せなのかねw
まあ大きな期待はしてなかったけど。

で、そこでもう少し高めのログハウスをみることになった。
セルフビルドのログハウスで、15坪程度。
土地は200坪ある。
建築はしっかりしている。階段とかは腐っているのだが、本体には、ほとんど問題がない。基礎も見える範囲での傷みもほとんどない。

格安な理由は、キッチンやトイレがないw。これから作っていくつもりだったのだろう。水は、建物の外の立水栓だけだった。
トイレは、コンポストトイレですませていたようだ。

けっこういい。キッチンもトイレもあとからDIYで、徐々に作っていけばいい。
かなり心が動いた。が予算オーバー。売主に交渉してもらったが、希望の予算までは下がらない。
このご時世だし、少しまってみましょう・・・と、数ヶ月先にまた・・ということで、その日は不動産屋さんと別れた。